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MACDの使い方?【チャートの基本】 by Dan Takahashi

元フォールストリートの投資家Youtuber高橋ダンの投資テクニック、チャート分析についてまとめます。ダンのライオントークも聞きたい方、詳細の説明を見たい方は引用動画よりお楽しみください。

概要

この動画はチャート分析手法の一つであるMACDについて説明がされている。

投資の分析手法

投資の世界は分析の仕方が2つある。

  • テクニカル分析:チャートを分析して、そこで利点を掴んでそこで未来を予測する

今のところファンダメンタルは難しくなっている(ほとんどのデータはすぐ(1秒以内)マーケットにプライスされてしまう)。特に上場している会社に対しては難しくなっている。今でも中小株であったり非上場の会社には使える。

今はテクニカル分析を使ってチャートのトレンドを掴み、株価の底で買おうとせず、波に乗ってお金を作る方がやり易いと思われる(これまでダンがやってきたやり方)。このテクニカル分析の中でもダンがよく使ってきた好きな分析手法がMACDとのこと。

MACD

1970年台にGerald Applが作った分析手法。Moving Average Convergence/Divergence oscillatorの略。トレンドまたモメンタムをフォローするインジケーター。

Basic

黒線(MACD)、赤線(シグナル)をみて、ふたつの線が突き抜けるときにトレンドが変わっているかもしれない、と分析(分析)する。

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MACD(黒)がシグナル(赤)を下から突き抜けたときにトレンドが変わった、気がする 
  • MACD line: 12-day EMA - 26-day EMA
  • Signal line: 9-day EMA of MACD line

※EMA = Exponential Moving Average: 指数関数移動平均
※指数関数移動平均: 移動平均と異なり一番最近のデータに重みをつける(詳しくは動画にて解説あり)
※12、26、9は世界のアルゴリズムの基準となる値

Advanced

実際の株価の変動に対してMACDは反応が遅かったり早かったりする。そのため、どの商品を見ているか、どの期間で見るか、どのように使うかでこの値を変更して分析する必要がある。

例えば以下チャートだともっとも株価が高かったポイントからかなり下落したタイミングで売りのポイントが出ていた。

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12, 26, 9を使うと売りのタイミングが遅かった(MACDが上から突き抜けるタイミングと実際の理想的売りタイミングに乖離がある)

ダンはこの50%や75%の値で分析することもある。

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6, 12, 4 を使うと売りタイミングは早く売りポイントを予想できるが、その後の傾向がぐちゃぐちゃになってしまう

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今回の分析だとダンは8, 12, 6が分析に適していたと判断した。そうすると売りタイミングもある程度予測され、その後の傾向もそれっぽい。ぽい。

引用

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